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日帰りで掛川と静岡に行ってきました [旅 東海]

きのうはちゃんと朝から活動開始。9時には外出しました。
向かった先は静岡県。

品川から新幹線こだまに乗って100分で掛川に到着。
(途中駅での停車が多いから時間的ロスが多い。後から発車したのぞみやひかりがビュンビュン通過していくから)

ちょうどお昼どき。ネット検索しておいた掛川おでんを食べに行く。
駅北口から歩いて数分、青野という小さなお店。食堂というより、昔ながらの食料品店が食べ物も作っているといった風情。
店名を書いた看板らしいものが見当たらないので恐る恐る入ってみると、すでに地元の方とおぼしき年配の男女がテーブルの上のおでん鍋の前に座り、くつろぎながら一杯やっていた。

店の奥、と言ってもテーブルが3つしかない広さの奥に座っていた店のおばあちゃんがコップに水を入れて出してくれたが注文を取る気配はない。
仕方ないので、常連客と思われるおじさんのほうに、「おでんは適当にとればいいんですかね?」と尋ねてみる。さらに、お勧めも確認。
四角く区切られたおでん鍋には茶色い汁がなみなみ、その中に串に刺された具がこれまた茶色く色づいている。

20140830 掛川おでん1.JPG20140830 掛川おでん2.JPG

お勧めの厚揚げ、鳥皮、じゃがいも、定番の大根、ゆで卵の5種類をまずは食す。
席に着き、食べ始めようとしたところ隣から鰹節粉が入ったボトルが差し出された。かけて食べるということね。
見た目の色の濃さとはうらはらに味は意外とあっさり。おいしい。
ネットで調べたところ、掛川おでんは鶏ガラで出汁をとるらしい。
まだいけそうなので、黒ハンペン(鰯のすり身)とレバーを追加。

「どこから来たの?」「どこに行くの?」と、ゴーギャンの絵のタイトルのような質問に答えながら、遠い昔の田舎のゆるーい雰囲気も一緒に味わう。
所要時間30分ほど。会計しようとおばあちゃんに尋ねると、「何本食べた?」
「7本」「じゃ、560円」
一本80円という明朗会計でした。

空腹も落ち着いたし、目的地(資生堂アートハウス)までのんびり歩くことに。
おばあちゃんと常連客に行先を告げると、歩くと大分あるからバスかタクシーで行くことを勧められたけど、私にとっては20分はちょうどいい運動だからね。そんなに暑くもなくなったし。
20140830 資生堂アートハウス1.JPG

新幹線の線路沿いの敷地に工場、企業資料館、アートハウス、ガーデンがあります。
以前から新幹線の車窓から見えて気になっていたんです。
広大な芝生にはアート作品が置かれ、線路の向こうには掛川市役所とパラボラアンテナのような議事堂の丸い屋根が見えます。
20140830 資生堂アートハウス4.JPG

駅への帰り道も歩き。住宅街のすぐそばにお茶畑があります。さすがお茶どころ。
20140830 掛川茶畑.JPG

ひとときを過ごし、JR在来線で草薙駅へ移動。駅前から路線バスに乗り静岡県立美術館へ。
2010年4月に初めて訪れて以来、二度目。(アート鑑賞記録は改めて)
8月の土曜は夜間延長で8時まで開館していて、4時すぎから鑑賞し始めたけど静岡駅への最終バス(18時2分発)が出るまで十分に企画展を堪能できました。

20140830 静岡県立美術館2.JPG
美術館前の池にもアート作品

静岡駅からの帰りはまた新幹線こだま(品川まで約80分)。
車中での夕食は東海軒の元祖鯛めし
実物の富士山が見られなかったかわりに富士山のイラスト入り、東海道新幹線開業50周年記念缶のプレミアムモルツ。
さらに、静岡限定「じゃがですよ! かつお節醤油味」
20140830 静岡鯛めし他.JPG

アート、建築、ご当地グルメ、土地の人との会話。いろいろと堪能できた充実した一日となりました。

そして明日から9月。
朝晩の空気が涼しく感じられるようになりました。
昼でもクールシェアのために避難(笑)する必要もないくらい室内にいても快適。
日中はまだ蝉の声が聞こえていますが、金曜の夜に行った上野公園ではリンリンと虫の音がうるさいくらいに奏でられていました。
少しずつ秋に向かっています。


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タグ:静岡県
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焼肉の日 [レストラン&フード]

気がつけば一週間、ブログ放置状態。
課外活動(?)などで忙しく。

毎月29日は「肉の日」 さらに8月29日は「焼肉の日」
その前日28日に知人(男性二人)との食事会は焼肉を食べに行きました。
お店は赤坂に最近出店したという大阪鶴橋の牛一

20140828 牛一1.JPG20140828 牛一2.JPG
20140828 牛一3.JPG20140828 牛一4.JPG
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20140828 牛一7.JPG20140828 牛一8.JPG

いろんな部位の肉をいただきました。
牛タン、ユッケ、上ロース、上カルビ、レバー、ネクタイ、他ホルモンいろいろ。
種類はたくさんだったけど、さすがに量はそんなには食べられなくなりましたね。
サシがいっぱい入った上ロースはしつこく感じるくらい。脂はほどほどで十分です。
それより歯ごたえがあるホルモンのほうが食べごたえあり。

最近の食生活、野菜不足を野菜ジュースで補っている。
今日8月31日は「野菜の日」とな。
そう、一週間単位でバランスを取ればいいよね。


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タグ:肉料理
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アニマルワールド 美術のなかのどうぶつたち [アート&デザイン]

掛川から静岡(JR最寄駅は草薙駅)へ移動し、静岡県立美術館で開催の企画展「アニマルワールド 美術のなかのどうぶつたち」を観てきました。

20140830 アニマルワールド.JPG
伊藤若冲「蝦蟇河豚相撲図」江戸時代(18世紀)、個人蔵

アート好き、動物好きの私にはMUST-SEEな展覧会です。
そもそも初めてこの美術館を訪れた理由も大好きな若冲の「樹花鳥獣図屏風」の公開時期に合わせて。(いつもはゴールデンウィークですが、今回の展覧会に合わせて公開されていました)

会場構成は次のとおり。

第1章 いきもの大集合ーたのしいどうぶつ絵画の世界
第2章 身近ないきものたちーくらしとのかかわり
第3章 いきものを愛しむーいのちへのまなざし
第4章 どうしてこのいきもの?-描かれるには意味がある
第5章 ハッピーアニマルー吉祥画の世界

出品作者は若冲のほか、狩野探幽、円山応挙、長澤芦雪、呉春、谷文晁、鈴木其一、曾我蕭白、森狙仙、酒井抱一、竹内栖鳳、白隠、山口素絢、渡辺崋山、葛蛇玉、岸駒など、名前を書いているだけでワクワクするような有名どころばかり。しかも、見ごたえのある作品が多く、ご馳走さま~といった気持ちになる展示内容でした。

印象に残ったものでは、上↑のチラシのビジュアルにも使われた若冲の「蝦蟇河豚相撲図」、石田幽汀の「群鶴図屏風」、渡辺省亭の「十二ヶ月花鳥図」、岡本秋暉の「群鳥図」など。

やはり行ってよかった。


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上村松篁と創画会の作家たち [アート&デザイン]

東海道新幹線に乗ったとき掛川で車窓から見かけたSHISEIDOの文字がずっと気になっていて、いつか行こうと思っていた資生堂アートハウスを初めて訪れました。

20140830 資生堂アートハウス2.jpg
高宮真介、谷口吉生の両氏が設計。1980年に日本建築学会賞を受賞

1978年に開設され、2002年にリニューアルを機に美術館としての機能を高め、定期的に展示替えをして一般公開しています。

私が訪れたときは「上村松篁と創画会の作家たち」という企画展示の開催中。

DSC_4372.JPG
上村松篁「春夜」1982年

1948年発足の「創画会」(創設時は「創造美術」という名称)の会員であった上村松篁、山本丘人、稗田一穂、滝沢具幸、小嶋悠司の日本画が展示されていました。

規模は大きくない展示ですが、良品を無料で鑑賞できるのはうれしい。(東京から新幹線に乗って見に行く価値はある)

そして、同じ敷地内にあるのが資生堂企業資料館

20140830 資生堂企業資料館.JPG

創業120周年を迎えた1992年に開設された館内では、資生堂の商品や宣伝制作物(商品パッケージ、ポスター、新聞・雑誌広告、テレビCMなど)の歴史がファッションや文化の変遷とともに振り返れるように展示されています。
お客様に化粧(方法、品)の提案をする美容部員(ビューティーコンサルタント)は誕生当初、ミス・シセイドウと呼ばれ、募集のための新聞広告では「良家の子女求む」という今では考えられないどころかNGな表現がされていたのですから驚きです。

資料館に隣接して「資生堂ガーデン掛川」があり、化粧品に使用される植物現象の素材となる植物を栽培する小庭園となっています。
季節によって植え替えられるようで、ちょっとした癒しのスペースです。


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THE RINGS [アート&デザイン]

上野の国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代までー時を超える輝き」を観ながら目の保養をしてきました。

20140829 指輪展1.JPG
上:「カクテルリング」 1950年代、ダイヤモンド・ルビー・プラチナ
文字に絡んでいる指輪:「刻銘された金のリング」 15世紀後期、金・エナメル
下:ジョルジュ・フーケ作「真珠とエナメルの花」 1900年頃、真珠・エナメル・ダイヤモンド・金

東洋美術の収集家として知られる橋本貫志氏(1924-)が1989年から2002年にわたり、指輪を新たな収集ターゲットとし、宝飾品約870点のコレクションを築き上げたものが2012年、国立西洋美術館に寄贈されたのを記念して開催された展覧会。
約300点を一挙公開。数千年にわたる指輪の変遷をたどります。
橋本コレクションは、指輪の制作年代は古代から現代におよび、制作地も欧米だけでなくラテンアメリカ、アジアなど幅広く、作品の素材や技法、用途にも偏りがない多様性が最大の特徴とのこと。

会場構成は次のとおり。

1 指輪の4000年
2 飾らない指輪
3 語る指輪
4 技法と模倣
5 死と婚礼
6 絵と指輪
7 モードと指輪
8 指輪あれこれ

古代エジプトに始まる指輪の歴史。スカラベ(ふんころがし)の指輪は飾りではなくお守りとして用いられた。また、ダイヤモンドの輝きを追い求める歴史でもあった。
会場では指輪の展示はもちろん、ダイヤモンドのさまざまなカットを見比べたり、昔と同じ技法を用いて作られた近代の金細工師による模造品との比較展示があったり。
また、18世紀から20世紀前半のマリー・アントワネットやココ・シャネルにまつわるドレスを通して指輪を各時代のモードの中に位置づける展示や、指輪を身につけた人物を描いた絵画の展示もあり最後まで興味深く鑑賞できました。

20140829 指輪展2.JPG

上段 左:「スカラベ」紀元前1991-1650年頃、金・アメシスト
   中:「エメラルドのソリティア(一粒石)リング」1840年頃、金・エメラルド
   右:「女神ニケ」紀元前4世紀後期、金・ガラス
下段 左:「ハートのギメル(双子)リング」17世紀、金・ルビー・ダイヤモンド
   中:「ダイヤとエメラルドの花」18世紀後期、ダイヤモンド・エメラルド・金・銀
   右:「アール・デコのダイヤのリング」1920年頃、プラチナ・ダイヤモンド

初めて見る感じがしないなぁと思って自分の過去ブログを確認したら、2008年に箱根ガラスの森で橋本コレクションの一部を見ていました。

ゴージャスな輝きに魅せられてウットリ~♪
願わくば、どれか一つでも身につけることができたら夢のようでしょう。


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タグ:ジュエリー
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残暑お見舞い申し上げます [日記]

相変わらず暑い日が続いている東京。

この週末は数日ぶりの自分ひとりのゆったりした時間ということで、朝からのんびり~
ってな時間の過ごし方をしていたら、あっという間にお昼。
のんびりしている場合じゃないよ。見たい美術展があるから出かけなくちゃね。

で、土曜の午後に出かけた先は竹橋の東京国立近代美術館。
そのあと乃木坂の国立新美術館。土曜の夜は8時まで開館しているからうれしい。
(アート鑑賞記録は別の記事で)

そして夜。帰宅する前に無性に喉が渇いたので、ミッドタウンのテラスで泡♪
この一杯が美味しいんですよねぇ 20140823 SparklingWine@ミッドタウン.JPG

この日は浴衣姿の女性を何人も見た。花火大会?
美術館で見かけたある30代とおぼしき女性。前身頃の合わせ方が左右逆だった。今さら着付けし直すこともできないかもしれないけど忠告してあげたほうがいいかなと思い、彼女の足元を見るとサンダル履き。ひょっとしたら敢えてのファッションスタイルかも、と思い直し声をかけるのを止めた。だけど、そんな着方はいかがなものかと個人的には思う。

外気が涼しくなっていたので歩いて帰ることに。
麻布十番で美しい美人画が描かれた行灯を見つけた。秋田湯沢七夕絵燈籠と書いてある。
20140823 麻布十番納涼まつり.JPG

車道の交通規制を解除する案内アナウンスが商店街に流れてきた。
麻布十番商店街の納涼まつりが開催されていたらしい。両側の歩道に並んだ露店が片づけを始めていた。
それで浴衣姿の人が多かったのか。


明けて今朝も暑かった。
きのう、国立新美術館のショップで見つけたこの方を姿見に置いてみた。

20140824 インコ.JPG
これから毎朝の準備をする時間に「おはよう」と見守ってくれるかな♪

午前中、うかつにも昼前に二度寝してしまい、昼食後にやっと外出。
今日が最終日の美術展を見るため六本木一丁目の泉屋博古館分館へ。
今日もまた閉館間際だったけど、いい展覧会を楽しむことができました。

場所はスウェーデン大使館の向かい。ゲートや玄関前のオブジェ風の造形が真っ赤。さすがデザインの国?
20140824 スウェーデン大使館.JPG

大使館の脇には東京メトロ日比谷線の神谷町駅に通じる木陰の小路があるんだね、はじめて気づいた。今度、通ってみよう。
実は、午前中に出かけていれば(タラレバ話、、)美術鑑賞のあと、先日オープンした虎ノ門ヒルズのカフェでランチを食べようとネット検索していたのに。検索し終わって眠りに落ちてしまったヘタレな私。。

白金に戻り、近所の和カフェで今夏初めてのかき氷で喉の渇きを潤すことに。
20140824 宇治金時かき氷.JPG

宇治金時、白玉のせ、練乳がけ♪小さいサイズもちょうどいい。
六本木一丁目駅の改札前で農産物等の物販をやっていて夏の花、鶏頭があったので久しぶりの生花を部屋に飾った。

明日からは8月最終週。おやおや、今年も残り四か月ですよ。


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没後50年回顧展 板谷波山 [アート&デザイン]

六本木の泉屋博古館分館で特別展「没後50年回顧展 板谷波山 光を包む美しきやきもの」を観てきました。

20140824 板谷波山展1.JPG
葆光彩磁葡萄唐草文花瓶、大正4年(1915年)頃

会場構成は次のとおり。

Ⅰ章 修業期
東京美術学校から石川県工業学校へ

東京美術学校で絵画、漆器、彫金、染物、織物と、各種工芸をやったことにより年をとって総合された。
石川県工業学校では彫刻科(廃止され陶磁科を担当)の教員をしていた。当時、国内では最先端の窯業技術の研究機関でもあり、そこで波山は陶芸家としての基礎を学んだ。
7年間の金沢時代に、最新のデザイン衣装、釉薬や絵付け顔料、陶工の研究成果に触れ、実際にロクロの技法を学び、窯での焼成などの体験も積んだ。
そして、陶芸家としてデビューすることを決心した。

草創期の波山窯ー飛鳥山焼、雅物(和様の什器)、初期釉下彩

Ⅱ章 高揚期
東京で陶芸家としてデビューする明治末期~「日本美術協会展」などの公募展で活躍する大正前期まで。

「マジョリカ」-東京高等工業学校の技術導入プロジェクト
マジョリカとは、錫釉を用いた低火度の陶器。当時、ドイツを中心に量産された。

波山が創造した「葆光彩磁(ほこうさいじ)」は薄いヴェールに覆われたような幻想的な印象を醸し出し、幽玄の美を感じさせる。
絵の付け方に面白味があり、友禅染めの手法を応用したもの。

アール・ヌーヴォーと波山
2000枚以上の素描(模写、スケッチ)からはどこに関心があったかうかがい知ることができ、参考出品として展示されていた花瓶等からは着想の過程が垣間見られた。

窯変と結晶釉-清朝スタイルの世界的流行

Ⅲ章 完成期
公募展の受賞を重ねた大正中期から、波山独自のスタイルである「葆光彩磁」に取り組まれていく昭和初期まで。

波山の古典研究-更紗、仏教工芸
大作の時代
波山芸術を愛した関西の数寄者-住友春翠と板谷波山
「葆光」-光包むうつわ

波山の焼物は皇室や財界で受容され、近代の宮廷文化の一翼を担った。
波山の作風からは日本のロイヤル・テイストの香りが漂ってくる。

Ⅳ章 円熟期
鑑賞の器から茶湯の器へ

単色釉ー中国官窯スタイルへの挑戦
ロイヤル・テイストー近代の宮廷文化と波山(皇室、財界人のサロン)
茶湯と波山-近代の茶道具 工芸家たちとの競作
陶胎への接近ー和様アール・ヌーヴォー、ふたたび

氷華磁(白い素地に透明の釉薬をかけた白磁)や裂紋青磁(大きめの貫入が入った青磁)、蚕殻磁(貫入がほぼ均一に入ったもの)、窯変朝暘磁(クリーム茶赤の微妙なグラデーション)など。

20140824 板谷波山展2.JPG

アール・ヌーヴォー様式をとりいれ、東洋の古典意匠との融合によって自らの芸術への昇華させた日本近代陶芸の巨匠、板谷波山(1872-1963)

格調高い美しさ、上品さ、優美さ。
私好みです。


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タグ:陶芸
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魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展 [アート&デザイン]

六本木の国立新美術館「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」を観てきました。

20140823 バレエ・リュス展.JPG
オーストラリア国立美術館所蔵の衣装約140点を中心に展示

バレエ・リュス(ロシア・バレエ)とは、20世紀初頭の動乱の時代に、舞踊と舞台美術の世界に革命をもたらしたバレエ団。
主宰者セルゲイ・ディアギレフ(1872-1929)がロシアのバレエ・ダンサーを引き連れて1909年にパリで鮮烈なデビューを果たした。

バレエの衣裳はもちろん、デザイン画、舞台の写真、公演プログラムなどが展示された広い会場のフロアは薄暗く、静かにバレエ音楽が流れており、バレエの舞台を歩きながら見ているかのよう。

ワンフロアで見わたせる会場は年代順に構成され、演目ごとにコーナー分けされていました。

Ⅰ章 1909-1913:ロシア・シーズン、歴史的エキゾティシズム
1「アルミードの館」
2「イーゴリ公」より「ポロヴェツ人の踊り」
3「クレオパトラ」
4「カルナヴァル」
5「シェエラザード」
6「ジゼル」
7「火の鳥」 イーゴリ・ストラヴィンスキーに作曲を依頼した
8「ナルシス」
9「ペトルーシュカ」
10「青神」
11「タマール」
12「牧神の午後」
13「ダフニスとクロエ」

1912-13は伝説の天才バレエ・ダンサー、ワスラフ・ニジンスキーが活躍した時代。
物語に出てくるロシア、アラビア、インドなどはヨーロッパの西側の人々にとって遠い憧れの国。これらの国の服をヒントに作られた色鮮やかで奇抜なスタイルの衣裳に人々は驚いた。

Ⅱ章 1914-1921:モダニズムの受容
14「蝶々」
15「金鶏」
16「サドコ」
17「奇妙な店」
18「ナイチンゲールの歌」 アンリ・マティスがデザイナー
19「女の手管(チマロジアーナ)」

この頃のバレエ・リュスの衣裳は、その頃の新しい芸術運動にかかわっていた。マティスやピカソなど、画家たちによってデザインされた。

Ⅲ章 1921-1929:新たな本拠地モンテカルロ
20「道化師」
21「眠り姫」 
22「オーロラの結婚」
23「牝鹿たち」 マリー・ローランサンが舞台美術を担当
24「女羊飼いの誘惑」
25「ゼフィールとフロール」 ジョルジュ・ブラックがデザイナー
26「鋼鉄の踊り」
27「頌歌」
28「舞踏会」 ジョルジョ・デ・キリコがデザイン担当

古いロシア・バレエへの尊敬と、新しいロシア社会への期待というディアギレフの二つの気持ちが表れている。
ロンドン・シーズンで利益を得るために、1921年、プティバの「眠れる森の美女」を「眠り姫」として再制作。しかし、成功は収めず利益は出なかった。
1923年末までに財政的基盤をモンテカルロに得て、本拠地を移した。

Ⅳ章 1929~:バレエ・リュス・ド・モンテカルロ
29「プルチネッラ」 ジョルジョ・デ・キリコがデザイン担当
30「予兆」
31「美しきドナウ」
32「公園」
33「フランチェスカ・ダ・リミニ」
34「永遠の葛藤」

強力なリーダーだったディアギレフが亡くなり(ずっと支援していたシャネルが総指揮のお金を出した)、バレエ・リュスは解散。残されたメンバーは世界中に散らばって活動を続けた。これが今のバレエの土台になっていると言われている。

総合プロデューサー、天才を見つける天才とも言えるディアギレフの存在、バレエ・リュスがなければ今日のバレエはなかった。ありがとう!


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タグ:バレエ
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現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 [アート&デザイン]

竹橋の東京国立近代美術館で開催されていた「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」という企画展を観てきました。

20140823 現代美術のハードコア展1.JPG
マーク・クイン「ミニチュアのヴィーナス」2008年、ヤゲオ財団

この展覧会、長いタイトルからしても普通じゃない。チラシの作品もデザインも度胆を抜く。

建物エントランス前にも巨大な彫刻。
20140823 現代美術のハードコア展2.JPG

マーク・クインはスーパモデルのケイト・モスの身体から型をとった胴体や手足に、ヨガの熟練者のポーズを組み合わせて制作したそうです。

横からと後ろからはこんな感じ。
20140823 現代美術のハードコア展3.JPG20140823 現代美術のハードコア展4.JPG

展示作品は約40作家による約75点。ヤゲオ財団コレクションより選定されたものばかり。
ヤゲオ財団とは、世界トップ10に入るコレクション。(初めて知った)
台湾資本の大手パッシブ(電子部品)メーカー、ヤゲオ・コーポレーションのCEOピエール・チェン氏がわずか一代、四半世紀の間に築き上げたもの。
コレクションの特徴は、西洋と中国の近現代美術を合わせ持っていること。
彼は「living with art」「art is accessible」というコンセプトのもと、オフィスや自宅やゲストハウスに作品を展示しているそうです。
(会場内に展示されている自宅などの写真がありましたが、西洋と東洋、新旧のアートがインテリアとマッチしていて、私の理想の住まいのイメージ♪)


出品作家リスト(★印象に残った)
マン・レイ(Man Ray)、★サンユウ(常玉、Sanyu)、ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)、ジョン・チェンバレン(John Chamberlain)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ユン・ジー/ジュ・ユアンジー(朱沅芷、Yun Gee)、★チェン・チェンボー(陳澄波、Chen Chengbo)、★グォ・ボーチュアン(郭柏川、Guo Bochuan)、リャオ・ジーチュン(廖繼春、Liao Jichun)、ホワン・ミンチャン(黄銘昌、Huang Ming-Chang)、スー・ウォンシェン(蘇旺伸、Su Wongshen)、ポール・チアン(江賢二、Paul Chiang)、ヤン・ジエチャン(楊詰○、Yang Jiechang)、リウ・ウェイ(刘○、Liu Wei)、マーク・ロスコ(Mark Rothko)、杉本博司、ゲルハルト・リヒター(Geruhard Richter)、ザオ・ウーキー(趙無極、Zao Wou-Ki)、トーマス・シュトゥルート(Thomas Struth)、アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)、サイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)、ゲオルク・バセリッツ(Georg Baselitz)、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)、ツァイ・フオチャン(蔡國強、Cai Guo-Qiang)、フランシス・ベーコン(Francis Bacon)、デイヴィッド・ホックニー(David Hockney)、ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)、マーク・タンジー(Mark Tansey)、マルレーネ・デュマス(Marlene Dumas)、ピーター・ドイグ(Peter Doig)、セシリー・ブラウン(Cecily Brown)、ロン・ミュエク(Ron Mueck)、ティエブ・メータ(Tyeb Mehta)、マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)、ツェ・スーメイ(Tse Su-Mei)、ホセ=マリア・カーノ(Jose-Maria Cano)、マーク・クイン(Marc Quinn)、ジョン・カリン(John Currin)、リー・ミンウェイ(李明維、Lee Mingwei)


この企画展は最後まで面白かった。
会場の最後に「コレクター・チャレンジ」というゲームが用意されていて、作品を小さくしたものと家の模型が置いてあり、来場者が作品(上限5点)を選んで家の空間に飾ると市場評価額が計算されるようになっていて、合計金額が50億円を超えないようにするというもの。
経済的な価値と美的な価値の間の関係性、それらと社会的価値(ある社会やある時代における作品や作家の価値)の関係性について考えるきっかけとする狙い。

いろんな意味で勉強になった展覧会。


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タグ:現代アート
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2014お盆休み 帰省から戻りました [日記]

15日から19日の五日間、実家に帰省していました。
(翌日から出社し、リハビリ=ゆっくり仕事もままならず、きのうは帰宅後グッタリ)

いつものように羽田空港から飛行機で。
20140815 富士山1.JPG20140815 富士山2.JPG

東京上空は雲がまったくなかった。左下の白い屋根は東京ドーム。
途中から雲が多くなったが、この季節の富士山は頂の雪がなく黒く見える。

一時間弱で能登空港に到着。能登半島の形の頭をしたキャラクターができたらしい。
20140815 のと里山空港.JPG
能登の夏祭りはキリコ(法燈)が名物

今回の帰省はいつものお盆以上に仏事で忙しかった。
16日はご先祖さまの墓参り。
17日には実家で父方の祖母の27回忌法要があったので、準備をしたり後片付けをしたり。
18日は先月亡くなった母方の叔母のご仏前でお経をあげてもらう日だったので、私も両親と一緒にお参り。合掌。

20140817 祖母タミ27回忌法要2 - コピー.JPG20140818 木槿.JPG

法要には私にとっては叔父さん、叔母さん、いとこが集まった。個別に会うことはあっても、最近ではなかなか一同に顔を合わせる機会がなかったので、亡くなった祖母のおかげでありがたいかぎり。感謝。

この方も久しぶりに連れられてきた。
20140816 ゴン太.JPG

兄のうちの愛犬、ゴン太。
かなり老人(犬)になり、耳も遠くなり動きも少なくなった。以前は私の顔を見ると興奮して飛びかかってきてペロペロと顔を舐めようとしたのに、今ではのそのそと歩み寄って確認するのみ。
彼ともこの先、何回会えるのかな、と思うと切なくなる。

家の中の掃除をしていて見つけた、私のイタズラの痕跡。柱につけた写しシール。懐かしい。
20140818 柱の写しシール.JPG

実家に帰ると母の手料理を食べるのが楽しみ。
20140815 焼き鯛.jpg20140818 茄子米糠鰯煮&エビス.JPG

昼食には頂き物の鯛を焼いて待っていてくれた。(少々焦げたけど塩加減がちょうどよかった)
茄子と米糠(こんか)鰯を炊いたん。裏の竹藪にできた茗荷の酢の物。茄子の漬物。(茄子は父の畑の作物)卵を流しいれた寒天は石川県の郷土料理エビス(ベロベロとも言う)。これはスーパーで買ってきたけど。

神戸から来た叔母、従弟と食べに行ったのは近所のカレー屋さんモト。
20140816 モトのカレー.JPG

昔から普通のカレーだと思って食べていたけど、今にして思えば、金沢カレーの範疇かも。
濃度の高いドロッとしたカレー。先割れスプーン。別皿だけど千切りキャベツ。

帰省の時間はあっという間に過ぎ(仏事と諸々のお使いや片付けなどヘルパー業務)、少しゆっくり新聞を読んだりピアノを弾いたり自分の時間が持てたのは数時間だけ。でも、充実感を感じている。

先月から能登空港は「のと里山空港」という愛称に変わった。
20140819 のと里山空港.JPG

愛称募集に私も「能登あすなろ空港」というネーミングで応募したけど落選。("あすなろ"とは石川県の木。別名あて)
有料道路だった能登海浜道路が無料化に伴い「のと里山海道」と名前を変えたのと合わせた選定かもしれない。

能登から羽田の航路は、佐渡島を左手に日本海→眼下に信濃川を見る新潟上空→福島県の猪苗代湖付近→霞ヶ浦と周辺の茨城県、千葉県のゴルフ場だらけの上空→千葉の石油コンビナートを背後に東京湾から羽田空港の滑走路にアプローチ。

関東付近の上空は積乱雲が多く、巨大なかき氷のようなのも。
20140819 積乱雲.JPG

石川県はニュースにも報道されたほどの大雨。雷鳴が轟き、稲光、土砂降りの雨。降っては止み、止んだかと思うとまた降り出すという天気。
日中は蒸し暑かったけど、明け方近くになると薄手の掛布団をしっかり掛けて寝るほど涼しくなる。着実に秋に向かっている。
東京は残暑が厳しいけど、そろそろ暑さも落ち着いてもらいたいものだわ。


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